橋本まさるのフォトダイアリー

最近の県政の動きや知事としての活動をまとめた近況報告です。

2013-03-29

 

平成25年3月28日 茨城県石油業協同組合と「災害時支援協力に関する協定」を締結

 茨城県石油業協同組合と平成17年に締結した「災害時支援協力に関する協定」について,東日本大震災時の課題を踏まえて内容を見直し,改めて協定を結んだ。
組合の皆さんには,東日本大震災の際に,緊急車両専用・優先ガソリンスタンドの設置のほか,医療機関への自家発電機用燃料の配送などにご尽力をいただき,大変感謝している。
一方で,災害時に燃料を優先的に供給すべき施設・車両の範囲やその手続きなどが明確化されていないなどの課題があったことから,県では,昨年3月に改定した「地域防災計画(地震災害対策計画編)」に,大規模災害時の燃料不足に備え,燃料対策を新たに追加するとともに,今回,協定の改定を行ったものである。これにより,災害時におけるより円滑な燃料の供給が確保されることとなり,大変心強く感じている。
今後とも,災害対策の充実・強化に努めるとともに,県民の皆様の暮らしの安全・安心を支える防災体制の確立,災害に強い県づくりに全力で取り組んでいきたい。
(写真:協定調印式の様子)

2013-03-28

 

平成25年3月27日 鉾田水処理センター開所式に出席

 鉾田市の公共下水道が供用開始される運びとなり,「鉾田水処理センター」の開所式に出席した。
鉾田市の公共下水道事業は平成16年度に国の事業採択を受け,平成18年度から工事が進められてきたものであり,県としてもこの事業を支援してきた。
 この供用開始により,鉾田市における生活環境の改善はもとより,公共用水域の水質の向上が図られることとなり,また,県内で公共下水道事業による生活排水処理を計画していた全ての市町村において,下水道が供用されることとなった。
 現在,北浦の水質は,COD()が低下傾向にあるものの,未だ「水質保全計画」に掲げた水質目標を達成するには至っておらず,さらなる水質の改善が大きな課題となっている。これまでは,生活雑排水が河川や北浦に直接流入していたが,今後は,この水処理センターにより適正に処理された水が北浦に流れていくこととなる。
 多くの方々に一日も早く下水道に接続していただき,北浦の水質向上につながることを期待している。
(写真:あいさつの様子)

()COD:化学的酸素要求量。薬品(過マンガン酸カリウム)を使用して汚れを化学的にきれいにするときに必要とする酸素量を表す指標。数値が高いほど汚れの度合いが高いことを示す。


 

平成25年3月25日・26日・27日 県道3路線が開通

 3月25日に,山側道路のうち県道日立笠間線の一部である約2.1km区間が開通した。この路線は,日立市内の交通渋滞を緩和するため,国道6号と並行して市街地の山側で整備を進めてきた幹線道路である。これまでに約4kmが供用されており,今回の開通によって約6.1km全線が供用されることとなった。 
 また,3月26日に,県道尾崎境線バイパスの約1.6kmと,古河市道柳橋恩名線の約6.2kmが開通した。この2つの路線は,日野自動車()が立地する古河名崎工業団地から新4号国道までのアクセス道路となるほか,市道柳橋恩名線については,北関道桜川筑西インターチェンジから古河市までを結ぶ筑西幹線道路の一部となるなど,地域の発展にとって重要な道路である。
 さらに,3月27日に,県道大洗友部線神山バイパスの約1.3kmが開通した。この路線は,大洗町内における周辺小・中学校の通学路の安全確保や海水浴シーズンの渋滞緩和につながる道路である。
 これら3路線の開通が,渋滞の緩和や利用者の安全性向上はもとより,物流の効率化や観光振興など地域の活性化,さらには,災害時の緊急輸送道路や広域避難道路として大きく貢献するものと期待している。
 (写真:3路線の開通式テープカットの様子)





2013-03-18

 

平成25年3月15日 国内就航都市の観光大使が来庁

 茨城空港が開港3周年を迎えるにあたり,観光PRや記念イベントへの参加のために来県された茨城空港の国内就航都市の観光大使(スカイレディ千歳:森田紗英(もりたさえ)さん,スマイル神戸:鶴谷紗耶加(つるたにさやか)さん,ミス沖縄スカイブルー:又吉芽生(またよしめい)さん)の3人が県庁に来てくれた。
 3人の観光大使の皆さんには,3月16日・17日の2日間,茨城空港で開催した「茨城空港フェスタ」において,それぞれ,北海道,神戸,沖縄の物産や観光のPRなどをとても懇切丁寧,精力的に行っていただき,2日間で延べ1万9千人が訪れ,予定時間前に販売商品が品切れとなるなど,大変な盛況であった。
 今後とも,国内外の航空会社に路線の開設や拡充を働きかけるとともに,就航先や県内外でのPRに努め,多くの皆さんに茨城空港をご利用いただけるよう取り組んでいきたい。
 (写真:3人の観光大使の皆さんと)
※茨城空港ターミナルビルは,3月7日,開港以来の来場者が300万人を突破した。

2013-03-12

 

平成25年3月11日 「東日本大震災二周年追悼・復興祈念式典」を開催

 東日本大震災から2年を迎え,「東日本大震災二周年追悼・復興祈念式典」を県庁で開催した。
ご遺族の皆様をはじめ,県選出の国会議員や県会議員,市町村長や市町村議会議長,各種団体の代表者など約350名の方々にご参列をいただいた。
式典では,国主催の追悼式の一部をスクリーンで放映し,震災発生と同時刻の14時46分に黙とうを捧げ,天皇陛下のお言葉を拝聴した。
その後,私の式辞などののち,参列者全員で献花をして犠牲者の方々のご冥福をお祈りした。また,県立鉾田第二高等学校3年の飯塚絢子さんから力強く復興への誓いが述べられるとともに,土浦市立土浦第二小学校合唱団により,復興への願いを込め「花は咲く」,「七つの子」が歌われた。
3月11日は永遠に忘れることのできない悲しみの日となったが,多くの被災者の皆さんが生活や事業の再建に向けて賢明に取り組んでこられ,県民の皆様のたくましさを改めて実感するとともに,心から敬意を表する次第である。
まだまだ復興の道半ばであり,私も,本県の本格的な復興とさらなる発展に向け,災害に強い県土づくりや,安全,安心,快適に暮らせる「生活大県」づくりに全力で取り組む決意である。
 (写真:式辞の様子)

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