偕楽園の新しいインフォメーションセンターである「見晴亭」が完成し,落成式を開催した。
「見晴亭」は,137年前の明治10年に仙奕台(せんえきだい)に設けられた売店の名称を受け継いだものである。
整備にあたっては,「偕楽園・弘道館復興支援の会」をはじめ有志の方々からの義援金などを活用させていただいており,温かいご支援に大変感謝している。
見晴亭では,偕楽園とその周辺の情報発信や案内を行うことはもとより,県内の観光地のPRや特産物の販売なども行う。また,来園者の皆さんの利便に配慮し,休憩スペースや授乳室なども設けている。
偕楽園では,2月20日から3月31日まで恒例の梅まつりが行われている。たくさんの皆さんに咲き誇る梅の花やその香りを楽しんでいただくとともに,ぜひ「見晴亭」を利用していただきたい。
(写真:梅の花と見晴亭)
平成31年に本県で開催する「第74回国民体育大会」の茨城県準備委員会第4回常任委員会を開催した。
委員会では,一般公募していた茨城国体の愛称とスローガンについて,それぞれ1万件を超える応募の中から,愛称を「いきいき茨城ゆめ国体」に,スローガンを「翔べ 羽ばたけ そして未来へ」に決定したことを発表するとともに,入賞者の表彰を行った。
また,2月19日から4月18日までの間,新たにマスコットキャラクターの募集を行うことを発表した。こちらについても,ぜひたくさんの方にご応募いただくことを期待している。
県民の皆さんをはじめ多くの皆さんに夢と感動をもたらす国体の実現をめざし,全力で取り組んでまいりたい。
(写真:愛称・スローガン入賞者を表彰)
県内各地で生産される花きを一堂に集めた花の総合イベント「いばらき花フェスタ2014」を,2月15日・16日の2日間,つくばカピオにおいて開催した。
6回目となる今回は,「心の花」をテーマに制作されたメインオブジェや,国内トップクラスのデザイナーによるテーブルコーディネート,トップフローリストによるデモンストレーション,クラシックミニコンサート,フラワーオークションなど,多彩なイベントを行った。来場者の皆さまには,いろいろな形で花とふれあい,楽しんでいただけたのではないかと思う。
このイベントを通じて,花を「見て」「遊んで」「学んで」「買う」ことにより,花に親しむ文化がさらに広がっていくことを期待している。
(写真:展示品を鑑賞)
外務省青少年交流事業(JENESYS2.0)により来日したパキスタンの学生の皆さんが県庁に来てくれた。
この事業は,日本への関心を高めることにより訪日外国人の増加を図ること,クール・ジャパンを含めた日本の強みや魅力等への国際理解を深めることを目的に国が行っているものだ。
パキスタンの学生の皆さんは,本県に6日間滞在し,日立市中里地区や常陸太田市金砂地区で民泊体験をするほか,県内の高校生や大学生との交流活動,工場見学などを行った。
あいにくの天候となってしまったが,本県の中でも昔のなごりが色濃く残っている地域に宿泊し,県民の暖かい人情味を実感してくれたことと思う。
(写真:記念撮影の様子)
北茨城市の東日本大震災からの復旧状況視察などのために来県された小泉進次郎復興大臣政務官が,県庁を訪問された。
本県では,大震災により東北三県と変わらないほどの被害が生じている。
私からは,国の復興交付金について弾力的な運用をしてほしいことや,地方負担への特別な財政措置を継続してほしいこと,国の責任において放射線の影響についての疫学調査を行うことが必要であること,風評被害解消,特に汚染水対策をしっかり講じてほしいことなどを強く要望した。
小泉政務官からは,被災三県という言葉にとらわれないで茨城県の復興にしっかりと取り組んでいくとの前向きな発言をいただいた。
国には,震災からの復旧・復興と原子力事故による風評被害の払拭などに,これまで以上に積極的に取り組んでいただくことを期待している。
(写真:要望書手交の様子)
本県のイメージアップや地域の元気につながる幅広い活動を称える「いばらきイメージアップ大賞」の表彰式を開催した。
本年度は,「大洗『ガルパン』プロジェクト」を大賞に選定し,大洗町商工会の代表者に表彰プレートを授与した。イベントやツアー,コラボ商品などの企画を次々と展開されたことはもとより,県外からも大勢のファンが訪れ,テレビ,新聞等のメディアやSNSでもその様子が紹介されるなど,大洗のPRはもとより,本県のイメージアップにも大きく貢献している点を高く評価したものだ。
このほか「常陸太田市地域おこし協力隊Relier」,「復興支援映画『天心』」,「モーハウスと子連れスタイル」に奨励賞を授与した。
受賞された皆さんには,今後もさらに活躍していただき,本県の魅力を全国に発信していただけることを期待している。
(写真:受賞した皆さんと)
仕事と家庭の両立や子育てを支援する企業の取組みを促進するため,「子育て応援企業フォーラム」を開催した。
企業経営者など約120名の方々にご出席をいただき,子育てしながら働きやすい職場環境づくりなどに積極的な取組みを行っている企業の表彰や事例発表などを行った。
本県では,結婚支援,妊産婦や小児の医療費の助成,保育所整備などに加え,短時間勤務制度や事業所内託児施設整備などを進める中小企業への支援を行っている。また,協賛店舗が5,300を超えた「いばらき子育て家庭優遇制度」(いばらきKids Clubカード)なども実施している。
今後とも,企業や地域の皆さんと連携し,総合的な少子化対策を進めていきたい。
(写真:受賞した企業の皆さんと)