橋本まさるのフォトダイアリー

最近の県政の動きや知事としての活動をまとめた近況報告です。

2014-03-29

 

平成26年3月28日 県内にジェトロ貿易情報センターの設置が決定

 ジェトロ(日本貿易振興機構)の宮本副理事長が来庁され,本年6月に本県にジェトロ貿易情報センターを開設することが決定されたことを伝えてくれた。
 県内の中小企業の海外展開や本県農林水産物の輸出拡大への支援体制を強化するため,本県への貿易情報センター設置を要望してきたところであり,今回の決定は大変喜ばしい限りである。
 県では,今月19日に「海外進出サポート協議会」を発足させ,中小企業の海外展開への支援体制の強化を図るとともに,26年度から庁内の組織体制を強化するなど,「世界に開かれたいばらきづくり」に取り組んでいるところである。この貿易情報センター設置を契機に,本県とジェトロが密接に連携して中小企業の海外展開や農林水産物等の輸出拡大を進め,本県産業のますますの発展につなげてまいりたい。
(写真:通知書手交の様子)

 

平成26年3月28日 愛正会記念茨城福祉医療センターの竣工式に出席

愛正会記念茨城福祉医療センターの竣工式に出席した。
このセンターは,県立こども福祉医療センターの機能を引き継ぐとともに,利用状況の変化などに対応した的確なサービスを提供していただくものである。
県立こども福祉医療センターの再整備にあたっては,様々な検討を重ね,県が支援・関与しながら社会福祉法人が新施設の整備運営を行う方式により進めることとし,公募を行った。その結果,平成23年5月に社会福祉法人愛正会を事業者に決定し,このたび新施設の完成を迎えたものである。
愛正会は障害者福祉に関して素晴らしい実績を持っており,今回の開設にあたっても,これまで11名だった機能訓練士を28名に増員するほか診療科目を増やすなど,機能の充実も図られたところである。
県としても,県民から愛され信頼される施設となるようできる限りの支援をしてまいりたい。
(写真:完成した愛正会記念茨城福祉医療センター)

2014-03-28

 

平成26年3月27日 太田国土交通大臣に霞ケ浦導水事業の早期完成を要望

国が開催した霞ケ浦導水事業についての「関係地方公共団体からなる検討の場」に出席し,その後,関係市長とともに太田昭宏国土交通大臣に事業の早期完成を要望した。
 霞ケ浦導水事業は,水道・工業用水の確保や水質浄化などを目的に,霞ケ浦と那珂川,利根川を導水トンネルで結ぶものであり,昭和51年から事業が行われているが,平成22年度以降,事業の検証作業のため工事が中断している。
「検討の場」においては,私をはじめ東京都や千葉県,水戸市や土浦市など関係する7都県市から事業の必要性などについての意見が出され,国からは「継続が妥当」とする対応方針案が示された。
太田大臣への要望においては,私から,導水事業は霞ケ浦水質浄化の最大の切り札であると考えていることや,都市用水の確保,渇水対策の点からも重要であることなどをお伝えした。太田大臣からは,しかるべき手続きをしっかりやらせていただく,との発言をいただいたところであり,速やかな事業の再開と早期の完成を期待している。
(写真:要望書手交の様子)

 

平成26年3月27日 「弘道館災害復旧記念式典」を開催

 東日本大震災によって甚大な被害を受けた弘道館の復旧工事が全て完了し,「弘道館災害復旧記念式典」を開催した。
 復旧にあたっては,多くの方々からの寄付金を活用させていただいており,皆様からのあたたかいご支援に心から感謝申し上げたい。
 正庁(せいちょう),至善堂(しぜんどう)などの弘道館の建物群は,水戸空襲などの戦火を免れ,地域のシンボルとして広く愛されてきており,この貴重な財産を次の世代に引き継いでいくことが私たちの務めであると考えている。
 また,弘道館の周辺,三の丸地区では,水戸市により歴史的景観を活かしたまちづくりが進められており,県としても積極的に応援している。多くの方々に,弘道館をはじめ偕楽園など本県の素晴らしい歴史・伝統・文化に触れていただきたい。
(写真:復旧が完了した正庁)

2014-03-27

 

平成26年3月26日 「気候変動キャンペーン・キックオフイベント」に出席

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第38回総会が横浜で開催されることにあわせ,環境省がその気運醸成のために開催した「気候変動キャンペーン・キックオフイベント」に出席した。
石原伸晃環境大臣,米倉弘昌経団連会長などが低炭素社会づくりへの取組みを宣言するなか,私は全国知事会の代表として,『「地域の力」で低炭素社会を目指す』ことを宣言した。
本県でも,“県民総ぐるみ”をキーワードに,家庭,事業者,団体,行政が一体となって省エネ行動を促進する「いばらきエコチャレンジ」プロジェクトを推進するとともに,本県独自の簡易な環境マネジメントシステム「茨城エコ事業所登録制度」を創設し,中小企業などによる温暖化対策を強力に進めている。
また,この日は,霞ケ浦流域下水道事務所利根浄化センターに新たに設置した2メガワットの太陽光発電設備が稼働を始めたところでもあるが,県有施設をはじめ県内への再生可能エネルギーの導入なども積極的に進めている。
こうした取組みにより,県としても,地球温暖化対策を積極的に進めていきたい。
(写真:イベントの様子)

2014-03-25

 

平成26年3月24日 パプリカ栽培農場「リッチフィールド美浦」を視察

美浦村にあるパプリカの栽培農場「リッチフィールド美浦」を視察した。
 当農場は,建設業者が経営多角化の一環として農業へ参入したものであり,施設面積は約2ヘクタールとパプリカ栽培農場としては国内最大級である。
 また,ガラス温室内の温度や湿度,炭酸ガス濃度,養液(肥料)の量などを自動でコントロールする最新鋭の環境制御装置が導入されており,気象や病害虫の影響を最小限にとどめ,安定的に高収量が確保できるようになっている。
 将来的には,美浦のパプリカが全国一になることを目指しているとのことであり,このような取組みが本県農業のさらなる発展につながることを期待している。
(写真:農場内視察の様子)

2014-03-17

 

平成26年3月16日 チュオン・タン・サン ベトナム国家主席がご来県,農業分野での協力関係強化に関する覚書を締結

 国賓として来日されたチュオン・タン・サン ベトナム国家主席が,本県をご訪問された。本県の農業に強い関心を抱いていただき,来日早々に本県を訪れてくださったことを,大変光栄に感じている。
サン主席には,県農業総合センター,全農いばらき農機センター,(株)旭物産などをご視察いただいた後,水戸市内において私との会談を行っていただいた。さらに,ベトナム農業農村開発大臣との間で,農業分野での協力関係強化に関する覚書を締結した。農業技術の向上や農業を担う人材育成への協力などを通じて,ベトナムの発展に貢献できればと考えており,この日が両国間の農業協力強化の記念すべき日となることを願っている。
今回のご来県と覚書締結を機に,ベトナムと日本,とりわけ本県との絆が深まり,様々な分野において友好関係がますます発展していくことを期待している。
(写真:サン ベトナム国家主席と会談)

2014-03-12

 

平成26年3月11日 「東日本大震災三周年追悼・復興祈念式典」を開催

                 「東日本大震災三周年追悼・復興祈念式典」を県庁で開催した。
ご遺族の皆様をはじめ,約350名の方々にご参列をいただいた。
式典では,国の追悼式の一部をスクリーンで放映し,震災発生時刻の14時46分に黙とうを捧げ,天皇陛下のお言葉を拝聴した。
その後,私の式辞などののち,参列者全員で献花をして犠牲者の方々のご冥福をお祈りした。また,福島県富岡町で被災され,現在,日立北高等学校に在学する佐藤愛実さんと,今年,新成人となられた高萩市出身の坂本峻輔さんから復興への誓いが述べられ,つくば市立竹園東小学校合唱部により復興への願いを込め「花は咲く」などが歌われた
東日本大震災から3年を迎えたが,この間,多くの被災者の皆様が生活や事業の再建に懸命に取り組んでこられており,県民の皆様のご努力に心から敬意を表する次第である。
私も,本県の復興とさらなる発展に向け,引き続き,大震災の教訓を踏まえた災害に強い県土づくりや,安全・安心,快適に暮らせる「生活大県」づくりに全力で取り組む決意である。
(写真:式辞の様子)

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