橋本まさるのフォトダイアリー
最近の県政の動きや知事としての活動をまとめた近況報告です。
2014-09-30
平成26年9月29日 県弁護士会と「災害時における法律相談業務に関する協定」を締結
茨城県弁護士会と「災害時における法律相談業務に関する協定」を締結した。
県弁護士会の皆さんには,これまでも県の無料法律相談などにご協力いただいているところであり,東日本大震災の際には,無料面談相談や原子力発電所事故被害者救済支援センターの設置など,様々な法的問題の解決のためにご尽力をいただいた。
県においても,震災直後から相談窓口を設置し対応してきたが,相談の中には住民同士のトラブルなど民事に関するものも多く,こうした相談については,弁護士会の相談窓口などを紹介させていただいていた。
今回の協定では,災害時に県弁護士会が法律相談業務へ会員を派遣することや,県が相談会場の確保や県民等への広報を行うことなどを定めたところであり,今後,県民の皆様へ速やかな法律相談の提供が可能となるものと考えている。
災害はいつ起こるか分からず,日頃から備えをしておくことが重要である。引き続き,災害対策の一層の充実に取り組み,県民の安全・安心を支える防災体制の確立を図っていきたい。
(写真:協定締結式の様子)
2014-09-28
平成26年9月26日 小泉堯史監督作品「蜩ノ記」試写会に出席
水戸市内の映画館において,小泉堯史(たかし)監督の最新作「蜩(ひぐらし)ノ記」の試写会に出席した。
監督は,初監督作品「雨あがる」でヴェネツィア国際映画祭の緑の獅子賞と日本アカデミー賞8部門を受賞されるなど,常に名作を送り出されてきた,日本を代表する映画監督である。
水戸市出身で,私とは水戸一高の同級生である。高校の同級生が企画したこの試写会には,監督本人にも出席いただいたが,私からは,彼が手がけた作品数は多くはないが,それは,彼の丁寧で上質な作品づくりによるものであることなどを紹介し,あわせて,この作品を一人でも多くの方にご覧いただけるようお願いした。
県では,フィルムコミッションによるロケ誘致やロケ支援,いばらきショートフィルム大賞の創設など,映像を通じた魅力発信に積極的に取り組んでいる。いばらき大使でもある小泉監督には,今後の作品づくりにおいて,これまで以上に積極的に県内をロケ地に活用するなど,一層応援いただけるよう期待している。
(写真:あいさつの様子)
2014-09-27
平成26年9月11日~25日 滝下橋の全面通行止めに伴い朝夕の通勤時に水海道有料道路を無料開放
9月8日,重機を積んだ大型車両の事故により橋梁の一部が損傷したため,守谷市内の鬼怒川に架かる滝下橋を全面通行止めせざるを得なくなった。
1日14,000台もの車が滝下橋を利用していたため,周辺地域では,守谷市の国道294号や県道つくば野田線,常総市の国道354号などで著しい交通渋滞が発生した。
多くの方々に不便をきたしている状況を少しでも緩和するため,また,地元及び周辺の市長・市議会や県議会議員からの強い要請もあったことから,私が理事長を務める県道路公社が管理する水海道有料道路について,11日夕方から25日までの間,朝夕の通勤時間帯の迂回路として無料開放した。
また,応急復旧対策を速やかに行ったことにより,24日午後には,普通車やバイクなど限定ではあるが滝下橋を暫定開通できたところであり,これに伴い,水海道有料道路の無料開放を終了したが,渋滞の大幅な緩和に貢献できたものと考えている。
しかしながら,バスやトラックなどは依然として通行できない状況にあり,経済活動や住民生活への影響が続いていることから,一日も早い全面復旧,全面開通に努めてまいりたい。
(写真:暫定的に開通した滝下橋)
2014-09-22
平成26年9月21日 赤浜音楽祭を堪能
高萩市のカール・ヤイトラー・メモリアル赤浜オーシャンビューガーデンで開催された赤浜音楽祭に出席した。
この音楽祭は,ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の元団員で,いくつもの楽団の指揮者であるカール・ヤイトラーさんなどを名誉顧問に迎え,地元在住の塾経営者・長久保徹(ながくぼてつ)さんが中心となって,平成15年から行われている野外音楽祭であり,私も特別顧問を務めている。
この日は,カール・ヤイトラーさんの指揮による松岡中学校,明秀学園日立高校,水戸一高の吹奏楽部の演奏のほか,国立音楽大学ジャズオーケストラの演奏など,素晴らしい演奏をたくさん聴かせてもらい,大変楽しいひとときを過ごすことができた。
高萩市は,この美しい砂浜の赤浜海岸や高戸海岸,紅葉で知られる花貫渓谷などすばらしい自然環境を有するとともに,穂積家住宅などの文化財,さらには,歴史上の偉人や現在各方面で活躍されている方々など,地域資源に恵まれている。この音楽祭のような地域の資源をいかした積極的な取組みから,地域の元気に繋がっていくことを期待している。
(写真:演奏の様子)
平成26年9月21日 県身体障害者スポーツ大会を開催
笠松運動公園において,第52回茨城県身体障害者スポーツ大会を開催した。
この大会は,身体障害者の方々がスポーツを通じて機能の回復と体力の増進を図るとともに,自立と社会参加を促進することを目的に毎年開催しているものだ。
今回は,県内各地から約600名の選手が参加し,練習の成果を競い合った。
平成31年には本県で全国障害者スポーツ大会が開催され,また,翌32年には東京でパラリンピックが開催される。選手の皆さんには,日頃の鍛錬に取り組む中で,こうした大きな大会の開催も一つのはげみとしていただければありがたいと思う。
また,大会を支えてくれている関係者やボランティアの皆さんに心から感謝するとともに,今後とも,障害を持った方々がスポーツに取り組みやすい環境を提供できるよう努めていきたい。
(写真:選手の皆さんと)
2014-09-19
平成26年9月16日 第1回世界障害者ゴルフ選手権日本代表選手が来庁
10月1日から3日まで土浦市で開催される第1回世界障害者ゴルフ選手権に先立ち,本県から出場する浅野芳夫さんが県庁に来てくれた。
この大会は,障害者ゴルフの普及・振興と将来のパラリンピックでの正式種目採択を目指して開催されるもので,日本障害者ゴルフ協会の佐藤代表理事からの要請を受け,私も大会実行委員会会長に就任させていただいている。
浅野さんは,24歳の時,自動車事故のため右足の膝から下を切断したが,その後ゴルフを始め,キャリアは30年以上になるとのことで,今大会出場者の中で最年長である。
なお大会は,世界15か国から53名が参加し,初代チャンピオンの栄誉をかけて争われるが,開催にあたって,82の個人や企業・団体から349万円のご協賛をいただいたところであり,心からお礼申し上げます。
今後,ゴルフが障害者スポーツとして定着し,目標であるパラリンピックの正規種目となることを念願している。
(写真:プレーの様子)
2014-09-15
平成26年9月14日 鴨志田はなさんの100歳達成を祝福
常陸太田市に住む鴨志田はなさんを訪問し,長寿を祝うほう状と記念品をお贈りした。
はなさんは,3世代8人家族で暮らしている。毎日,庭の草取りを午前と午後の2回丁寧に行っているほか,家庭菜園の野菜をとってきて食卓にならべたり,家族の洗濯物をたたんだりされているとのことで,大変お元気なご様子であった。
はなさんからは,「家族が栄養のバランスの良い食事をつくってくれるし,みんなでいっしょにいるのでとても幸せ」とのお話をいただいた。
本県では,シルバーリハビリ体操やヘルスロードなど他県に先駆けた健康づくり施策に取り組んでいるところだが,日常生活で支援や介護を必要とせずに自立して生活できる期間を表す「健康寿命」の全国順位が,男性4位,女性7位と,元気な高齢者が多く,また,100歳以上の方も今年度内に1,600名を超える見込みである。
はなさんをはじめ高齢者の方々が,いつまでもお元気に過ごしていただけるよう,なお一層施策の充実に努めてまいりたい。
(写真:鴨志田はなさんを囲んで)
2014-09-09
平成26年9月4日~7日 「第30回茨城県郷土工芸品展」を開催
県庁2階の県民ホールにおいて,「第30回茨城県郷土工芸品展」を開催した。
本県の郷土工芸品の認知度向上と愛用促進,販路拡大を図ることを目的に毎年開催しているもので,今回は19品目の県が指定している郷土工芸品展示販売のほか,製作実演や体験教室などを実施した。
本年度は会期を1日増やし4日間としたこともあり,昨年度の1.4倍に上る約7,800人もの方にご来場いただき,大変な賑わいをみせた。私も,じかに匠の技を拝見したり展示品の説明を伺ったりして,本県の優れた県産品の良さを改めて実感することができた。
今後とも,商品開発や販路開拓,後継者育成や伝統技術の継承などへの支援を通じて,郷土工芸品を含め地場産業の振興にしっかりと取り組んでまいりたい。
(写真:製作実演の様子)
2014-09-02
平成26年9月3日 「茨城マルシェ」がリニューアルオープン
東京・銀座に開設している県のアンテナショップ「茨城マルシェ」をリニューアルオープンした。
福島第一原発事故以降,「茨城マルシェ」を拠点として,県産品の販売や観光情報の発信などにより風評被害の払拭に努めてきたが,より一層お客様に茨城の素晴らしさをアピールしていくため,全面的な見直しを行ったものだ。
物販部門では,商品の並べ方にもこだわりを持って野菜・果物売り場をおしゃれに改装したほか,季節のフルーツを使ったドリンクなどを手軽に楽しめるイートインコーナーを新設し,レストラン部門では,女性向けに複数の品目から好みの料理を選べるセットメニューや茨城の地酒を数種類楽しむことができる利き酒セットを開始した。新たに県産品の説明などを専門に行うおもてなしスタッフ「コンシェルジュ」を配置するなどサービスの向上にも力を入れた。
今回のリニューアルを契機に,これまで以上にお客様に喜んでもらえ,より多くの方々に本県の魅力を伝えることができるように取り組んでいきたい。
(写真:(上)テープカットの様子,(下)物販コーナーの様子)
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