橋本まさるのフォトダイアリー

最近の県政の動きや知事としての活動をまとめた近況報告です。

2015-07-30

 

平成27年7月28・29日 全国知事会議に出席

 岡山県岡山市において,2日間にわたり,全国知事会議が開催され,地方創生や少子化対策,平成28年度国の施策並びに予算に関する提案・要望などについて議論が交わされた。
私からは,少子化対策に関し,本県の出会いサポートセンターの実績を紹介するとともに,内閣府の調査では「結婚しなくても良い」と考える人の割合が
31%と大変多くなっていることなどから,教育の中で早い段階から「世代をつなぐ」ことの大切さを教えていく必要があることを申し上げた。
今回の会議では,知事会として「地方創生宣言」を決定し,各都道府県が取り組む約200項目の行動リストとともに,会議に出席した石破茂地方創生担当大臣に提出した。
今後,国においては,こうした地方の声を十分に踏まえ,来年度の施策や予算に反映していただくことを期待している。

 

平成27年7月25日 アジア青年国際交流事業2015を開催

 中国・北京市において,日本・中国・韓国の若者によるイベント「アジア青年国際交流事業2015」を開催した。
 これは,私が会長を務める茨城県日中友好協会などが主催したもので,今回で6回目を迎えた。
 日本,中国,韓国からそれぞれ3組,計9組のグループが出演し,熱気にあふれた演奏やダンスが披露された。また,ボランティアスタッフとして,日本からも11名の学生らが参加し,イベントの運営などに当たってくれた。
 日本,中国,韓国は一衣帯水(※)の国同士であり,未来を担う若い人たちが,お互いの国への理解や友情を深めていくことが,友好関係を維持する上で大変重要である。これからも,言葉の壁を越え,音楽・ダンスという共通の文化を通じて交流を深めてもらうことを期待している。

(※)一衣帯水:一筋の帯のような狭い川・海。その狭い川や海峡をへだてて近接していること。

2015-07-23

 

平成27年7月23日 茨城県交通安全キャラバン隊激励式を開催

交通安全キャラバン隊は,県民の交通安全意識の更なる向上と交通事故の防止を図るために,茨城県交通安全母の会連合会が中心となって活動しているもので,市町村への交通安全メッセージ伝達や街頭における啓発活動などを行っていただいている。
神戸会長をはじめ母の会の皆さんには,日頃から交通事故防止に向けた活動を行っていただいており,大変ありがたく感じている。
本県における交通事故死者数は,昨年は132人で,昭和32年以来57年ぶりに140人を下回ることができたが,今年は昨年同時期よりやや多い状況にある。
 引き続き,安全・安心な社会の実現に向け,関係団体などと連携し,なお一層の交通事故防止に取り組んでまいりたい。

2015-07-21

 

平成27年7月20日 泳げる霞ヶ浦市民フェスティバル20周年記念式典に出席

このイベントは,平成7年の世界湖沼会議の本県開催を契機に設立された「霞ヶ浦市民協会」が開催しているもので,霞ヶ浦の水質の現状や浄化への取組みの理解を深めてもらうことなどを目的に,水辺のイベントなどが行われている。
霞ヶ浦の水質浄化については,水質保全条例による排水規制の強化や,森林湖沼環境税を活用した高度処理型浄化槽の設置支援など,様々な対策を行ってきており,平成25年度以降,2年続いてCODが目標値を下回るなど水質の改善が図られているところであるが,まだまだ十分ではない状況である。
 霞ヶ浦は,良好な景観を有するとともに,ワカサギなどの豊富な水産資源にも恵まれるなど,大変すばらしい湖である。その環境をしっかりと守り育てながら,引き続き水質浄化に取り組んでまいりたい。

2015-07-18

 

平成27年7月17日 日本遺産認定証授与報告会に出席

 弘道館で開催された日本遺産認定証授与報告会に出席した。
 我が国では,近代教育制度の導入前から各階層を対象とした学校が普及し,武士から庶民までが読み書き・算術や礼儀正しさを身に着けていた。また,その高い教育水準が,明治維新以降の近代化の原動力になったと言われている。
 そうした役割を担った弘道館と偕楽園をはじめ,足利学校(足利市)や閑谷(しずたに)学校(備前市),咸宜園(かんぎえん)(日田市)などの遺産群が「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」として日本遺産に認定されたものだ。
 弘道館周辺では地元水戸市と連携し,水戸三高の塀を白壁にするなどの歴史的景観づくりを進めている。さらに案内看板の多言語化やおもてなしの気運アップ,ツアー造成などにも取り組み,遺産群の魅力を国内外に発信していきたい。

2015-07-15

 

平成27年7月14日 いばらきマリッジサポーター連絡協議会総会に出席

 人口減少が進む中で,本県は平成18年に出会いサポートセンターを他県に先駆けて設置し,結婚支援を推進してきた。マリッジサポーターの皆さん(6月末で928名)には,若者の出会いの場づくりなど,大変熱心に取り組んでいただいており,センターを通じての成婚数も6月末で1,412組(月平均15組)と目覚ましい実績をあげている。厚くお礼申し上げる次第である。
この施策は,国の少子化社会対策白書に取り上げられるなど,全国から注目されており,本県をモデルに結婚支援に取り組む自治体も増えてきている。
一方で,20~30代を対象に内閣府が行った調査によれば,31%の方が「結婚しなくてもよい」と答えるなど,「世代をつなぐ」ことの大切さについて,国をあげて教えていくことも重要になっている。
引き続き,マリッジサポーターの方々と連携して少子化対策の施策を展開していきたい。

2015-07-09

 

平成27年7月8日 国道293号常陸太田東バイパスが開通

国道293号常陸太田東バイパスの一部区間約2.9kmが開通した。
 国道293号は,日立市の国道
245号から常陸太田市,常陸大宮市,栃木県宇都宮市を経て足利市で国道
50号へと接続する,広域的な幹線道路だ。
今回の開通で,すでに開通している区間とあわせて,常陸太田市中心部から常磐道日立南太田IC付近までバイパスがつながることから,渋滞緩和や物流効率化,広域観光の振興などに大きく貢献するものと期待している
常陸太田市では,来年7月のオープンに向け国道349号沿いに道の駅の整備が進められるなど,地域活性化のための取組みも行われている。
県としても,常陸太田東バイパスの残区間の整備や国道349号幸久大橋の4車線化など,県北地域の活性化に寄与する幹線道路の整備を進めてまいりたい。

2015-07-06

 

平成27年7月5日 県立こども病院開設30周年記念式典を開催

 県立こども病院が昭和60年の開設から30周年を迎えた。
 本県唯一の小児専門病院として,開設以来,新生児・未熟児への専門医療や難治性疾患などの高度医療に取り組むほか,総合周産期母子医療センターとして妊産婦への高度医療を担い,さらに小児救急中核病院として大きな役割を果たしてきた。
 この間,県医師会をはじめ,筑波大学や医療機関の先生方,恩賜財団済生会支部茨城県済生会などに多大なご尽力,ご協力を賜ってきたほか,幼い患者へのケアのため数多くのボランティアの方々にもお世話になってきたところであり,心から感謝を申し上げる次第である。
 また,この3月には1階を,子どもたちが安心感を持って前向きに治療が受けられるよう,ラッコの親子をイメージしたイラストを中心にリニューアルしたところだ。
 現在,少子化対策が国家的な課題になっている。安心して子どもを産み育てられる環境を整えるためにも,医療費助成や保育所整備とあわせて,小児医療の充実に努めてまいりたい。

2015-07-04

 

平成27年7月3日 サミット科学技術大臣会合のつくば市開催が決定

 来年5月の伊勢志摩サミットにあわせ,科学技術大臣会合がつくば市で開催されることが決定した。
6月には,菅義偉内閣官房長官や山口俊一科学技術政策担当大臣,岸田文雄外務大臣らへの要望を行うなど,これまでの間,県・市・大学・研究機関・経済界などをあげて熱心に誘致活動を行ってきたところであり,応援していただいた方々に心から感謝を申し上げたい。
つくばは,日本一のサイエンスシティであり,我が国が誇る科学技術を世界にアピールできることや,国際会議の開催実績が多いことなどが評価されたと考えており,大変うれしく思っている。
科学技術大臣会合は,つくば,そして茨城を世界に売り出す絶好の機会である。各国の大臣をはじめ訪れた方々に,ロボットやナノテクなどつくばで研究開発が進む最先端の科学技術や,茨城の自然,歴史,文化,食などを知ってもらえるよう,精一杯のおもてなしをしたい。

2015-07-02

 

平成27年7月1日 第1回おもてなし県民大会を開催

 全県的なおもてなし気運の醸成を図るため,県民大会を開催した。観光業の方,学生さん,関係団体など
約1,000人もの方々に出席いただいた。
 人口減少社会の今日,地域の活性化には観光振興などによる交流人口の拡大が求められている。原発事故の風評被害により,本県では特に県北臨海部などで観光客数の回復が遅れている一方,我が国全体を見ると,アジア各国の経済発展などを背景に,平成26年の訪日外国人旅行者数は2年前と比べ約3割も増加するなど,誘客促進の好機となっている。
 遠慮がちな県民性からか,他県の方から地域の魅力を聞かれても,何もないと答える方が残念ながら大変多いというが,本県には魅力がたくさんある。
 県民の皆さんとともに,私もこれまで以上に,訪れる方をおもてなしの心で温かくお迎えし,また,本県の魅力を積極的に発信してまいりたい。

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